紀伊國屋書店 フィリピンに初進出 地元書店チェーンのFully Bookedと提携し、日本語書籍を販売開始

紀伊國屋書店 フィリピンに初進出
地元書店チェーンのFully Bookedと提携し、日本語書籍を販売開始 


株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井 昌史)は、フィリピンを代表する書店チェーンであるFully Bookedと提携し、2022年11月18日からマニラで日本語書籍の販売を開始します。紀伊國屋書店のフィリピンへの出店は初めてとなり、紀伊國屋書店の海外店舗がある国は11ヶ国となります。

フィリピンの面積は日本の約8割で総人口は約1億人です。2021年の経済成長率は5.7%、2022年は6.5~7.5%と予測されており、益々の発展が期待されています。フィリピンでは日本のポップカルチャー、特にアニメやゲームなどが若年層を中心に人気を博しています。日本の有名アパレルメーカーや人気ラーメン店、コンビニなどが続々とフィリピンに進出しています。豊富な労働力と英語が公用語という利点を持つフィリピンに対し、日本企業の熱い視線が集まっています。

このような状況を背景に、紀伊國屋書店はフィリピンの大手書店チェーンのFully Bookedと業務提携し、地元のお客様向けに日本語書籍の販売を開始します。漫画、ファッション、イラスト、児童書、日本語テキストなど日本語書籍20,000冊を取り揃えて、マニラ中心部の以下2店において販売いたします。

<取扱い店舗>
■ MITSUKOSHI BGC店(8th Avenue corner 36th Street,1630, Bonifacio Global City, Taguig City, Metro Manila)
■ Fully Booked 本店(B6 Bonifacio High Street, Bonifacio Global City, Taguig City, Metro Manila)

(MITSUKOSHI BGC店 店舗イメージ)

<Fully Booked 会社概要>
2003年にマニラ中心部のロックウェルに最初の店舗をオープンし、現在ではフィリピン全土に30店舗を展開しています。書籍を中心とした書店チェーンではフィリピン最大規模です。英文書を中心にあらゆるジャンルの本を幅広く取り揃え、フィリピン中の読書家に愛されています。

<紀伊國屋書店について>
昭和2年(1927年)に創業し、95年以上の歴史を持つ日本最大規模の書店チェーンです。海外事業では、昭和44年(1969年)に海外1号店となるサンフランシスコ店を開店して以来、米国、シンガポール、台湾、インドネシア、マレーシア、タイ、オーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)、ミャンマー、カンボジアに店舗を展開し、現在10カ国で39店の海外店を営業しております。ベトナムでは、2016年からベトナム最大の書店であるFAHASAと業務提携し、FAHASA店頭で日本語書籍を販売しています。

紀伊國屋書店の海外店は、1)現地在住の日本人だけでなく、広い読書ニーズに応える「現地密着」の書店として読書文化の向上に寄与すること、2)日本発のコンテンツやサービスの提供を通じて日本の文化の発信基地となること、3)さまざまな文化の交差点として言語や民族を越えた人々の相互理解に寄与すること、という3つの基本理念のもとに運営しております。現在、各国において”BOOKS Kinokuniya”は、広く認知され、本を愛する現地採用の社員が中心となって品揃え、サービスの向上に努めています。

リリースに関するお問い合わせ先 : 株式会社 紀伊國屋書店 総務部 広報担当 info@kinokuniya.co.jp

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