「紀伊國屋じんぶん大賞2021 読者と選ぶ人文書ベスト30」を発表

 株式会社 紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井 昌史)はこのたび、「紀伊國屋じんぶん大賞2021 読者と選ぶ人文書ベスト30」を発表いたします。

 「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」――との思いから立ち上げた「紀伊國屋じんぶん大賞」は、今年で第11回目を迎えました。

 おかげさまで、本年もたくさんのご応募と推薦コメントをお寄せいただきました。一般読者の方々からいただいたアンケートを元に、出版社、紀伊國屋書店社員による推薦を加味して事務局にて集計し、ベスト30を選定いたしました。

 ※2019年12月~2020年11月に刊行された人文書を対象とし、2020年11月1日(日)~12月10日(木)の期間に読者の皆さまからアンケートを募りました。当企画における「人文書」とは、「哲学・思想、心理、宗教、歴史、社会、教育学、批評・評論」のジャンルに該当する書籍(文庫・新書も可)としております。

◆紀伊國屋じんぶん大賞2021 読者と選ぶ人文書ベスト30

1位ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論デヴィッド・グレーバー岩波書店
2位人新世の「資本論」斎藤幸平集英社
3位独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法読書猿ダイヤモンド社
4位健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて熊代亨イースト・プレス
5位世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学近内悠太ニューズピックス
6位椿井文書――日本最大級の偽文書馬部隆弘中央公論新社
7位レイシズムルース・ベネディクト講談社
8位統計学を哲学する大塚淳名古屋大学出版会
9位新写真論――スマホと顔大山顕ゲンロン
10位人類堆肥化計画東千茅創元社
11位海をあげる上間陽子筑摩書房
12位縁食論――孤食と共食のあいだ藤原辰史ミシマ社
13位10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」森山至貴WAVE出版
14位荷を引く獣たち――動物の解放と障害者の解放スナウラ・テイラー洛北出版
15位「世界文学」はつくられる 1827-2020秋草俊一郎東京大学出版会
16位現実性の問題入不二基義筑摩書房
17位「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考末永幸歩ダイヤモンド社
18位日本経済学新論――渋沢栄一から下村治まで中野剛志筑摩書房
19位それを、真の名で呼ぶならば――危機の時代と言葉の力レベッカ・ソルニット岩波書店
20位詳注アリス 完全決定版マーティン・ガードナー/ルイス・キャロル亜紀書房
21位地元を生きる――沖縄的共同性の社会学岸政彦/打越正行/上原健太郎/上間陽子ナカニシヤ出版
22位あいたくて ききたくて 旅にでる小野和子PUMP QUAKES
23位共和国と豚ピエール・ビルンボーム吉田書店
24位〈わたしたち〉の到来――英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト中井亜佐子月曜社
25位誰かの理想を生きられはしない――とり残された者のためのトランスジェンダー史吉野靫青土社
26位手の倫理伊藤亜紗講談社
27位民主主義の非西洋起源について――「あいだ」の空間の民主主義デヴィッド・グレーバー以文社
28位ハンズ――手の精神史ダリアン・リーダー左右社
29位日本習合論内田樹ミシマ社
30位たのしい知識――ぼくらの天皇(憲法)・汝の隣人・コロナの時代高橋源一郎朝日新聞出版

◆紀伊國屋じんぶん大賞2021フェアは、2021年2月1日(月)より開催予定です。選考委員および読者からの推薦コメントを掲載した小冊子を店頭および電子書籍配信サービスKinoppyにて配布いたします。詳細は各店舗にお問い合わせください。

関連記事

ページ上部へ戻る