紀伊國屋書店、セルフレジを導入・運用開始

株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長  高井 昌史)は、2020年6月25日より新宿本店において、セルフレジの稼働を開始しました。

セルフレジの導入によって、レジ待ち時間を短縮してお客様の利便性の向上を図り、販売機会の損失を防ぐとともに、レジ業務に多くの時間を割いていたスタッフが本来の接客や棚づくりといった業務に集中することで、サービス品質を高めます。同時に「働き方改革」にも取り組み、労働環境の改善と生産性の向上を目指します。

紀伊國屋書店は、“ウィズコロナ”の状況において、お客様が安全にお買い物を楽しめる環境を構築することが小売業に求められていると考え、セルフレジの導入を通じて「お客様とスタッフの接触の削減」、「非接触のキャッシュレス決済への対応」、「お客様の店内滞在時間の短縮」を実現して参ります。

今秋から全国店舗への導入拡大を予定しています。

《セルフレジの特長》

  • セルフレジ・セミセルフレジ機能も兼ね備えるマルチパーパスPOSアプリケーションである日本NCR株式会社のNCR RES MeXを2017年から採用したことにより、ハードウェアとソフトウェアを既存POSシステムと共通化することが可能となった。
  • クレジットカード・電子マネー決済には、株式会社NTTデータが提供する総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch(キャフィスアーチ)」の台湾・Castles Technology社製Saturn 1000Lを採用し、安全・迅速な決済を実現した。(※稼働時は現金とクレジットカード決済のみで、電子マネー決済は今秋対応予定である。)
  • ハードウェアキーボードを廃したタッチパネル上に必要なボタンだけを表示し、人間工学にもとづいたユーザーインターフェースを構築。音声やイラストを併用したガイダンス表示を充実させて、初めてのお客様でも容易に使用できるように設計した。また、使用言語は日本語・英語のバイリンガルで、お客様自身で切り替え可能である。
  • 紀伊國屋書店の独自サービスであるポイントカードにも対応(付与のみ)。有人レジと変わらない顧客サービスを提供する。
  • 対象者をターゲティング可能なレシート広告にも対応。有人レジと共通の広告媒体として提供し、店舗広告事業を成長させる。

紀伊國屋書店では今後も最新のシステムを積極的に導入してサービスを充実させ、顧客満足度(Customer Satisfaction=CS)のさらなる向上を追求してまいります。

関連記事

ページ上部へ戻る